ボートタイラバ用リールメンテナンス
ボート釣りで使うリールを買ったのでこれから長く使えるようにまずはしっかりとグリスアップしていきます。
ダイワ ミリオネアCVX105
けっこう古いリールなんですが、ヤ○オクでジャンク名目でコミコミ4000円弱なので買ってみました。
ボートでは基本的に水深30〜50メートルでのタイラバ、ライトジギングで中型までの青物、根魚がターゲットになるのと、やはりショアや乗り合いに比べて水をかぶることが多いので、気楽に扱えるリールとして選んでみました。(何より安かった)
グリスやオイルは色々なものがあるのですが今回はこちらを使用しました。
私はソフトタイプを主に使用していますが、負荷のかかる釣りをする場合などはより固めの物を使用すると良いと思います。
ジャンク品としての購入なので、早速バラしてメンテします。
まずはパッカーンしてみると、グリスがカピカピですが、内部の状態はそんなに悪くなさそう。
ひとまず簡単にバラせるとこをバラしてパーツクリーナーとブラシでキレイにします。
パーツクリーナーを使うと温度差で結露するのでしっかり乾かしてから油脂類をなじませましょう。でないとせっかくの新しいグリスやオイルが乳化してしまいます。
ケースもきれいにして組み込もうと思ったら、クラッチのキックレバーのバネがない、、、それでクラッチ不良でジャンクだったのか、、、仕方ないので注文しました。(上の写真はバネを組み込み済)
1週間もせずに届きました。(キ○スティングの方が丁寧に対応してくれて簡単に注文できました。)
バネを組み込んでケース全体に薄くグリスを塗り込みます。
ギア関係はナスカーグリスのソフトを使うんですが、メインリールでドラグも同じのを使ったら柔らかいせいかドラグが滑る感じがしたので、ドラグはKUREのグリースメイトを薄く塗ります。(私はこれでトラブルは無いですが、オイル、グリス選びは好みと自己責任で)
スプールベアリングは回転より耐久性重視で、グリスを少し乗せてからリールオイルをなじませます。(気持ち回転落ちますが、滑らかな気がします。オイルだけで良いと思いますがここもお好みで)
元通り組み上げて完成です。
せっかくなのでカスタムハンドルも装着してみました。ベイトリールのハンドルはダイワ同士とかシマノ同士なら使い回して長く使えるのでお気に入りのハンドルを持っておくとモチベが上がりますね。
激安入手のリールですが、きちんとメンテすると現行機種並のフィーリングになって満足です。
水没が怖くて安価なリールで釣りをするなら、過去の良いモデルを気楽に使い倒すのもアリですね。
これを選んだ理由はホントにたまたまですが良い買い物でした。見た目も◎です。
この機種の兄弟機に、ミリオネア CV-Z というのがあってそちらの方が回転性能などは上らしいですが、見た目的にはこちらの CV-X の方が好みなので、そのうちベアリング追加なども行っていきたいと思います。
気合一発入魂したリールで最初に釣れる魚はなんなのか楽しみです。